「なぜ?」から始まるむし歯治療
みなさんこんにちは!有楽町・銀座・日比谷のオフィス街中心で診療を行っている福石歯科医院・院長の吉野弘三です。
来週初めの台風11号の影響がとても心配ですね。当日の状況はこのお知らせでご連絡させていただきます。
さて、福石歯科医院でのむし歯治療は、極力健康な歯質を削らず、むし歯で侵された歯質のみの除去を行うミニマムインターベンションのコンセプトに基づいて行っております。治療時の痛みも最小限に抑える方法で、治療による歯へのダメージを抑えることによって、歯の神経(歯髄)を温存していくことができるという特殊な治療方法です。
このケースは、歯の間に3箇所むし歯ができていました。
ラバーダム防湿をおこなった上で罹患した歯質を除去し、右の歯からひとつひとつ丁寧に光重合型コンポジットレジンを充填していきます。
1日の治療でしっかりと修復できて、審美的にも改善されました。術前に訴えていた症状も消退し、とても満足されました。
でも、これで終わりではありません。
なぜ?
それは、そこにむし歯がどうしてできたのか、その原因と過程を患者さんは把握しなくてはいけません。
歯の間のむし歯なので歯ブラシだけでは届かないところです。つまり、デンタルフロス(糸ようじ)で歯の隙間のケアーをしなければいけないことがわかります。そうすれば今後、歯の間にむし歯ができることはある程度は予防することができます。ある程度は・・・
なぜ?
今回のむし歯は、結構進行したものでした。でも、むし歯が早期発見ができていれば治療内容はもっと簡単に進めることができたと思います。
つまり、3ヶ月、半年、1年でも構わないので歯科検診が大事なのです。
CUREだけでなくCAREがとても大切です。